通学タイプ・オンラインタイプの欠点
次に、通学タイプとオンラインタイプの英会話スクールの欠点について、それぞれ紹介していきたいと思います。
通学タイプの欠点と言えば、先に紹介した費用面の話が主になってくるのですが、残念な事にレッスン費用の安いところは、「講師の質が期待できない」と言うのが実情です。
大手スクールでも時折ある事なのですが、全く英語を勉強していない日本人が1年や2年海外留学をして「子供用英会話講師の資格を取得し帰国、その後、いきなり子供用の英会話講師になる」と言うケースが散見されます。
しかしながら、留学先で取得した「子供用英会話講師の資格」について、実は、海外でレッスンを受講しカリキュラムをこなす事で、誰でも100％近い確率で取得できる資格もあるため、特に「専門学校で取得した資格」と言うのは、講師の資格として当てになるものではありません。
そのため、講師の質を見極める判断材料としては、海外での大学卒業資格や専攻などを参考にして頂けると、比較的英語レベルの高い講師が見つけやすくなるかと思います。
子供用のオンライン英会話の欠点
子供用のオンライン英会話の最大の欠点は、「子供を如何にレッスンへと集中させることができるか？」がポイントになってきます。
特に幼少期の子供の場合には、色々な物に興味を持つ一方で集中力は非常に散漫です。
そのお子さんをどのようにしてレッスンへと集中させていくか？がキーポイントとなってくる訳ですが、オンライン英会話のように幼児に対して直接指導できないケースでは、両親のどちらか一方がレッスンを一緒に受ける事が推奨されています。
つまり、親子で英会話レッスンを受講していく事が必要になるケースが多くなってくる訳ですが、この場合、通学タイプのように「子供を預けておけば良い」と言う事はできません。
そのため、通学タイプの英会話レッスンと比較すると、両親や祖父母の方々に掛かる負担は、通学タイプよりも大きくなります。
小学校低学年になってからのオンライン英会話
お子さんが小学校低学年辺りの場合には、親子レッスンは正直必要ありません。
特に、子供専用のオンライン英会話スクールの場合、レッスン後に御両親あてに、その日のレッスンの成果や状況などがメールとして送られてくるシステムを導入しています。
そのため、仕事に行っている時にも、「お子さんがちゃんと英会話レッスンを受講したか？」を把握する事ができ、「ちゃんと帰宅しているか？」と言う確認の意味でも使えます。
子供の英会話はオンライン英会話？通学型英会話？
近年、小学校からの英語教育が始まる事にもなり、都会の私立保育園や幼稚園では、その激化する競争率の中で他の園との差別化を図るために“幼少期からの英語教育”を導入しているところが増えてきているなど、益々、幼少期からの英語教育に注目が集まってきています。
そんな中、お子さんの将来を考えて英会話スクールを選ぼうと考えた場合、テレビCMなどでもおなじみの大手スクールが経営する「通学型英会話スクール」にするか、それとも、最近人気を集めているインターネット回線を使った英語レッスンが受けられる「オンライン英会話」にするのか？多くの親御さん達が悩まれています。
しかしながら、お子さんの幼少期と言うのは短く、“勝負は小学生に上がる前に決まってしまう”と考えている方も多い中で、正直、“迷っている場合では無い”と言うのが本音でしょう。
そこでここでは、そんな親御さん達の悩みを解決すべく、“子供用のオンライン英会話スクール”と“子供用の通学型英会話スクール”を比較して、どっちが良いのか？を決定する材料を紹介してみたいと思います。
また、お読みになる前の注意点として、「オンライン英会話にするか？それとも通学型英会話スクールにするか？」と言う“決定権”については、各家庭により環境が違うため御両親にゆだね、ここでは悪魔で参考材料の提供をさせて頂いているので、誤解の内容に宜しくお願い致します。
最大の違いはレッスン料金
通学タイプのスクールにするか、オンライン英会話するか決定する際に、やはり最も気になるのが“費用面”ではないでしょうか？
一般的に“子供用の通学タイプの英会話スクール”の場合、レッスン料金は月額で「7,000～9,000円」が相場で、オンライン英会話は「3,000～6,000円」辺りが相場になります。
しかしながら、実は、費用面については、“講師が日本人か英語のネイティブスピーカーかどうか”や“レッスン回数”や“レッスン時間”さらに“教材費用”や“初期費用”、それに“レッスンがグループレッスンかマンツーマンレッスンか？”なども参考材料にしなければいけないため、「実際にいくらくらい必要なのか？」と言うと少し説明が難しくなってしまいます。
そこで、通学タイプの英会話スクールとオンライン英会話スクールの費用について、簡単に比較できるように以下のような表を作ってみました。
子供用の英会話スクール費用の比較表
(1～3万円)
(2～5万円)
(3,000円～数万円)
(10～30万円の場合も)
(必要に応じて書店で購入)
※グループレッスン
(グループレッスン無し)
※マンツーマンレッスン
通学タイプの英会話スクールは費用面では選べない
上の表を見て頂けると分かりますが、子供にかける英会話レッスン費用の相場は、通学タイプの場合に月額で「7,000～9,000円」と先に紹介しておりましたが、それは“グループレッスン”の話で、レッスンは他のお子さん数名と一緒に行われる事になります。
一方で、オンライン英会話の場合には“マンツーマンレッスン”のスクールしか開講されていないため、マンツーマンレッスンの料金で比較すると、通学タイプのスクールの場合、月額で「2万円～5万円」、オンライン英会話は「3,000～6,000円」が相場となり、両校に大きな費用の差が生まれてしまうので注意が必要です。
また、「少々レッスン費用が高くても、通学タイプの英会話スクールが良い」と言う場合には、個人で運営されている英会話スクールが安価になりますが、講師が日本人となる場合がほとんどなので注意が必要です。
しかしながら、レッスン費用や入会金、教材費などに全く糸目を付けないと言うのであれば、やはり通学タイプでマンツーマンレッスンを行ってくれるスクールが、子供のやる気があるのであれば、もっとも効果を期待できる可能性があるのは言うまでもありません。
子供用のオンライン英会話の比較
オンライン英会話ガイドでは、子供用のオンライン英会話を提供しているスクールを一覧にしてまとめています。
スクールによっては“子供用の特別レッスンコース”を用意していたり、スクール自体が“子供専用のスクール”となっているものも開講されておりますので、興味のある方は以下のページを参考にしてください。
子供用オンライン英会話開講の比較へ